都会の雰囲気と下町情緒の雰囲気が混ざりあう街「品川区」の特徴について | ASK公務員 - 個別指導/論文・面接カード添削の公務員試験対策塾

都会の雰囲気と下町情緒の雰囲気が混ざりあう街「品川区」の特徴について

  • 2017年2月11日
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ASK公務員 編集部
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品川区は、東京23区の南部に位置し、東京湾に面しています。

人口は約34万9千人、面積は、約22.72平方kmであり、面積では23区中10位、人口は10位、人口密度は11位、昼間人口11位、事業所数は11位、小売業販売額は14位、所得水準10位、人口当たりの公園面積13位といったように、ずば抜けているところはこれと言ってなく、すべての分野において中くらい、ほどほどの水準を保っています。

 

区内にある御殿山、池田山は高級住宅地として知られているほか、ソニーの本社があった大崎から、目黒川に沿って東京湾までの地域は工場が多く、今でもソニーのテクノロジーセンターや、ニコン、明電舎、第一三共、日本精工などの本社や研究所が立ち並んでいます。

 

各地で再開発がされており、大崎駅前、御殿山ガーデン、天王洲アイルなどは洗練された新しい街へと生まれ変わり、高層のビルが建ち並んでいます。

 

区の南西部には、町工場と住宅が密集していて、その中に武蔵小山、戸越銀座、中延といった庶民的な商店街があり、活気にあふれています。

なかでも、全国的に有名で、昔ながらの商店街の代表と言えば戸越銀座商店街。関東一長い商店街と言われていて、全長は1.3キロメートル、400店舗もの店が連なっています。平日でも1万人のお客さんが訪れるほどで、地元の買い物客だけでなく様々な地域の来訪者も多くとっても賑わいのある商店街です。

戸越銀座

 

このように品川区は、洗練された都会のにぎわいと、下町情緒ただよう昔ながらの商店街が同居する魅力ある街となっています。

 

品川区は都会のど真ん中で、緑も少なく、遊ぶ場所がないのでは?と思われがちですが、遊べるスポットや公園はけっこうあります。

 

区内の代表的な公園である東京都立潮風公園は、海沿いにあって開放的なエリアでバーべキューなどを楽しんでいる人で賑わっています。広い敷地なので、子供たちも思いっきり体を動かして遊べるので家族連れでも楽しめます。

また公園以外の代表的な遊べるスポットは、しながわ水族館や船の科学館など、海をテーマとした施設があるのでファミリーだけでなくデートコースとしてもおすすめのエリアでもあります。

潮風公園

 

近年、品川区は「子育てしやすい街」としてのイメージアップに努めていて、 小学生の登下校時間にあたる午前8時と午後3時に、お花の水やりや、買い物、犬の散歩などを行ない、屋外に出て子どもを見守る「83運動」は、品川区から始まった子供支援活動とされています。

品川区から生まれたこの試みは、今では日本全国に広がっています。こうした地域の取り組みにより、若年層の人口が近年とても増えていて人気の区のひとつでもあります。

ちなみに、品川駅は品川区ではなく港区だということは覚えておきましょうね!

 

 

<品川区DATA>

面積 :22.72㎡(23区中10位)

人口:372234人(平成27年2月1日現在)

品川区役所アクセス:

JR線・東急線・りんかい線大井町駅 徒歩8分
東急大井町線下神明駅 徒歩5分

品川区ホームページ:http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/

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