豊かな水と緑に囲まれたまち「江戸川区」の特徴について | ASK公務員 - 個別指導/論文・面接カード添削の公務員試験対策塾

豊かな水と緑に囲まれたまち「江戸川区」の特徴について

  • 2016年7月7日
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ASK公務員 編集部
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江戸川区は、南北に長い形をしており、東に江戸川、西に中川と荒川が流れていて、川が縦に区内を分断しています。

区の面積は23区中4番目の大きさがあります。 菖蒲園や大きな商店街がある小岩地区、水族館や大きな観覧車がある葛西エリア、インド人が多く国際色豊かな西葛西など、街の表情が地域により異なり、魅力のある街となっています。

 

子育て世代向けの政策が充実していることと、大型マンションの建設が相次いでいることから、今でも人口が増え続けていていて、平成23年10月現在で679,576人と23区内で第4位となっています。

 

江戸川区の特徴のひとつとして、23区で一番子どもが多いことが挙げられます。

0〜12歳の人口比率は9%。2位の練馬区が7.8%なので、圧倒的な第1位です。13〜19歳の人口比率も23区内で第1位となっています。

そして区民の平均年齢は41.4歳で、2位の中央区の42.5歳に1歳以上の差をつけて、東京23区ナンバーワンの若さを誇っているのです!

 

江戸川区では、子供だけでなくお年寄りも元気です。統計によると、1人当たりの老人医療費は練馬区に次いで低いものとなっており、要介護・要支援認定率は、23区内で最低となっています。ちなみに、老人クラブの会員数も一番多いようです。

1人暮らしの高齢者の割合も最低です。多くのお年寄りが家族と一緒に暮らしていて、三世代同居の割合は最高となっているためか、お年寄りが元気ですし、若い人たちも安心して子どもを産むことができる環境といえます。

 

交通機関は、京成本線、地下鉄都営新宿線・東西線、JR総武線、JR京葉線が走っていて、東京都心部と千葉方面を東西に結ぶラインは十分に確保されているものの、南北をつなぐ鉄道は無く、交通手段はバスのみとなっていて、区民生活に影響を与えています。

昔から「陸の孤島」と呼ばれている原因はそのあたりにあるのでしょう。

 

一方、車への依存度は高く、世帯当たりの乗用車保有率は、千代田区、港区、足立区、中央区に次いで第5位となっています。千代田区・港区・中央区の都心3区は業務用の車輌が多いことからすると、江戸川区は足立区と同様、車社会だといえますね。

また江戸川区では、商店街や病院、教員などの不足が深刻になっていて、人口当たりのお医者さんの数と診療所の数は、共に23区中最下位。

商店街の数も、人口・面積あたりともに22位となっており、住民にとってはちょっとした買物も大変なものとなっています。

 

教育面では、公立学校の教員1人当たりの生徒数は小中学校共に最も多く、子どもの数に比べて教員の不足が見られています。人口当たりで見た図書館の数も蔵書数も、23区中最低となっており課題となっています。

 

逆に江戸川区には圧倒的な東京第1位のものがあります。それは公園の面積で、合計756ヘクタールとなっています。区内で一番大きな公園は、葛西海浜公園。

隣接する葛西臨海公園と合わせた総面積は492ヘクタールにも上ります。園内には遊園地や水族館もあるので、休日になると多くの家族連れやカップルでにぎわいを見せています。

豊かな水や緑に囲まれ、子供もお年寄りも笑顔になれる魅力的な街、それが江戸川区なのです。

 

<江戸川区DATA>

面積:49.86㎡(23区中4番目)

人口:680,513人(平成27年3月1日現在)

江戸川区役所アクセス:JR総武線 小岩駅・新小岩駅、都営新宿線 船堀駅・一之江駅、東西線 葛西駅・西葛西駅よりそれぞれバスで江戸川区役所下車

江戸川区ホームページ:https://www.city.edogawa.tokyo.jp/

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